幸せは自分で来てくれない4【二人で作る幸せ】

何度かデートを重ね、お互いの理解も深めていきました。
結婚を前提にお付き合いしてるのはごく当然なのですが、まだプロポーズをされたわけではありません。
私の心は決まっていましたが、相手のお気持ちをはっきりとお聞きできてはいませんでした。
「結婚して欲しい。」
6度目のデートでした。
待ち望んだ言葉を彼から聞いたときには、私は涙を流していました。
「初めてのパーティの日、君が話しかけてくれたものね。だから今度は僕からだと決めていたよ。
君は僕といるとよく話せると言ってくれたけど、僕は君といるとよく笑うんだよ。」

母に逐一報告はしていましたが、父には言っていませんでした。
私の両親に対し、彼は結婚したい旨を報告しに出向いてくれました。
両親同士の挨拶などはまた後になりますが、まずは。。という感じでした。
このような手順にも何しろ初めてのことですからお互い戸惑いましたが、結婚相談所が事細かく教えてくださいましたので、どこに対しても恥ずかしい真似をせずにことが進んでいきます。

あの日からちょっと険悪ムードであった父と私でしたが、父は彼の学歴や仕事に満足したようで異様に喜び、そんなズレた喜び方の父がまた不愉快にもなりました。
そんなことで彼を選んだのではないのです。
「仕事を辞めなければならないぞ!」と私に言う父に彼は「その必要はないと僕は思っています。彼女が一番幸せになる方法を二人で探していくのが私の幸せなんです。」そうはっきりと答えてくれました。
「君がいいならそれでもいいが。。。」父はそこで黙り、母はそれを聞いて目を潤ませていました。
父が私の幸せを願ってくれていることは疑う余地もない事ですが、ちょっと相違が大きすぎました。

こうして多くの人の祝福を受け、私は結婚しました。
今産休を取っています。
その間後輩に私の役目をお願いしていますが、またお産が終わればバリバリ働くつもりです。
その後輩とも、いいライバルで居られる気がしています。
「ココにしか居場所はない」と思い込み職場でギスギスとしていたのではないだろうかと、自分自身を振り返れば反省することも暫々です。
私には確固たる幸せの所在が結婚によって得られましたから、何にでも積極的に心に余裕を持って挑める気がしています。

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